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Yahoo!検索結果表示リニューアルの影響

2002年11月26日に、Yahoo! JAPANが検索結果表示をリニューアルしました(INTERNET Watchの記事)。
変更のコンセプトは、「ダイジェスト」の新設に代表されるように、『効率のよい検索の実現』ってことだろうと思います。

検索する立場としては(効果はともかく)歓迎できるのですが、登録しているサイトにとっては、結果表示によって、それぞれ違った影響が出ていると予想されます。
そこで、「Web資料館 Access Report」対象サイトではどういう変化があったのかをリポートしてみました。

Yahoo!検索結果表示リニューアル前後の検索エンジン別アクセス数グラフ検索結果リニューアル前

検索エンジン別の詳細は、「Web資料館 Access Report(検索エンジン)」をご覧いただくとして、ここでは、最近3ヵ月(2002/9〜11月)のシェア上位4サイトの数字を基本とすることにします。

グラフの通り、Yahoo!(キーワード)が「36.3%」のシェアでトップ。
以下、少し離れて、Yahoo!(カテゴリ)、Google、Yahoo!(ページ)が続いています。

「Yahoo!(キーワード)」というのは、「カテゴリ登録」されたサイトが、キーワード入力で表示されてアクセスした場合を意味します。

「Yahoo!(ページ)」は、「ページ検索」によって表示されアクセスした場合。つまりGoogleのエンジンが使われた場合を意味します。



検索結果リニューアル後

変更された11/26〜12/05までの10日間の結果を見ると、やはり大きな変化が現われています。

Yahoo!(キーワード)のシェアが9ポイントアップ!
一番大きな変化は、Yahoo!(キーワード)のシェアが36.3%→45.3%と9ポイントもアップしたことです。
元々、調査対象サイトは、ある固定されたキーワードで検索されるケースの比率が高かったのですが、その結果、リニューアル前では1ページ目には表示されるものの、下の方になっていました。

しかし、リニューアル後は、最上位に表示されるようになっただけでなく、サングラスマークも付いて、かなり目立ちます。
マーク自体は以前から付いていたのですが、リニューアル前は、カテゴリの画面でしか表示されませんでした。
(これはちょっと不満だったので、嬉しいです。)

もう一つの変化は、Yahoo!(カテゴリ)(ページ)のシェアがかなり落ちていること。
前者は、(キーワード)の増加分をそのまま反映していると言えますが、後者は「ページ検索」自体が利用されにくいレイアウトに変更されたことも大きく影響していると思います。

なお、今のところ、Googleのシェアに大きな変化は見られませんでした。

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!というわけで、変化は確実にありました。
しかしながら、アクセス数や検索エンジン経由のシェア等はそれほど変わったわけでもないので、吉か凶かの判断は、もう少し様子を見ることになりそうです。
但し、ECサイト等やYahoo!未登録サイト、また表示順位が極端に上下したサイトではもっと大きな変化があったかと思います。
このあたりの悲鳴や歓びの声も宜しければメールでお聞かせください。
 
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