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Yahoo!のキーワード検索

Googleが「ロボット型」と呼ばれるのに対して、Yahoo! は「ディレクトリ型」の検索エンジンと言われることが多いです。
つまり、実際に人間(サーファー)によって選別されたサイトが、説明文付きでカテゴリー別に登録されるというタイプです。
カテゴリーから検索されることも多いですが、もちろん、「キーワード」によっても検索されます。
このページでは、Googleに比べるとあまり語られることのない「Yahoo!のキーワード検索」について検証しています。

Yahoo!の「キーワード検索」とは?
Yahoo! では、登録サイトのみの「サイト検索」と、Googleに登録されていれば表示される「ページ検索」があります。
このページで取り上げる「キーワード検索」 とは、前者によるものです。
つまり、キーワードを入力して、「Yahoo!登録サイトとの一致」 に表示されるものを意味しています。

Yahoo!の「キーワード」の対象となるものは?
Googleでは、登録されているページ内にあるほぼすべてのテキストが「キーワード」の対象となります。
しかし、Yahoo! では、以下のごくごく限られたものが「キーワード」として認識されます。
(1) カテゴリの名前 登録されているカテゴリ名の文字。
(2) サイトの名前 登録されているサイト名の文字。なお、読みは「ひらがな」のみ有効です。(例:やいだひとみ
(3) サイトの説明文 サイトについての説明文。この内容がアクセス結果に大きく影響することもあります。
(4) プラスアルファ(^^; 例えば「ヤイコ」=矢井田瞳であることをYahoo! は知っているようです。

サイトの説明文によるアクセス数の違い
前述のように、Yahoo! での「キーワード」は限られています。
それだけに、「サイトの説明文」は大きな意味を持つことになります。

サイト別のYahoo!キーワード検索経由のアクセス数の推移 左のグラフは、私が個人的に運営する3つのサイトの「Yahoo!キーワード」検索経由による日別のアクセス数です。 (6月4日〜22日集計)

一見してわかるように、「ブラウザスクリーンショット」だけが極端に少なくなっています。
期間内の合計
Web資料館/630
検索エンジン備忘録/655
ブラウザスクリーンショットサービス/22

これは、それぞれのサイトの説明文に
(1) 検索されやすいキーワードが含まれているかどうか
(2) 検索されやすいキーワードで上位に表示されるかどうか
によるものだと考えられます。

3サイトの説明文
Web資料館:特定サイトのアクセス解析を毎月レポート。OS、ブラウザ、画面解像度、検索エンジン等の利用者のシェア等。
検索エンジン備忘録: Googleのクローラの巡回データ、更新周期表等。
ブラウザスクリーンショットサービス:ページを複数のブラウザで閲覧してスクリーンショットを提供するサービス。

3サイトの「Yahoo!キーワード検索」アクセス数上位5キーワード
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Web資料館   検索エンジン備忘録   ブラウザスクリーンショットサービス
キーワード シェア キーワード シェア キーワード シェア
解像度 307 48.7% google 500 76.3% スクリーンショット 7 31.8%
インターネット 69 10.9% 周期表 48 7.3% アクセシビリティ 6 27.2%
ブラウザ シェア 33 5.2% googl 22 3.3% スクリーンショット 作成 2 9.0%
情報 32 5.0% google 更新 12 1.8% 複数 ブラウザ 2 9.0%
画面解像度 30 4.7% ロボット 11 1.6% すくりーんしょっと 2 9.0%

Web資料館では、「解像度」「インターネット」といった一般的なキーワードで1ページ目に表示されるため、アクセス数に結びついています。また、単語数が多いため、幅広いキーワードでアクセスがあります。
検索エンジン備忘録では、ほとんどが「google」というキーワード絡みでのアクセスです。これも最下位ながら1ページ目に表示されていることが大きいようです。
【2003/10/01追記】 別カテゴリにも追加されたようで「google」というキーワードでの表示順位は上がり、アクセス増加。
ブラウザスクリーンショットサービスでは、「スクリーンショット」というキーワードを説明文中に持つものの、表示は46番目(2003/6/23現在)と、通常では3ページ目となり、アクセスに寄与していません。
よって、上記2サイトに比べアクセス数は30分の1程度と圧倒的に少なくなっています。

サイトの説明文の変更によるアクセス数の変化
「サイトの説明文」がアクセス数に影響があるのなら、それを見越してコメントを工夫したいものです。
しかし、Yahoo!に登録した経験のある人ならわかると思いますが、必ずしも自分の申請した通りの文章が、説明文として採用されるわけではありません。
もちろん、まったく無視されるわけではなく、そのまま掲載される場合もありますが、多くの場合は、Yahoo!側によって調整されることになります。

実は、 「Web資料館」の場合も最初から現在の説明文だったわけではありません。
2002年9月25日登録の際の「Web資料館」の説明文
「特定サイトのアクセス解析を毎月レポート。
上記で有効だと思われるキーワードは「アクセス解析」ぐらいで、事実8割以上は同キーワードでのアクセスでした。
※「アクセス解析」というキーワードで検索した時の表示順位は現在よりもやや高かったです。
説明文変更前後のYahoo!キーワード検索経由アクセス数の推移グラフ
私としては、「ブラウザのシェア」「OSのシェア」といったキーワードで検索されたかったので、約2ヵ月後、思い切ってYahoo! に説明文の変更を申込み、無事、現在のような説明文に変更されました。
これにより、 「Yahoo!キーワード」検索経由による1日あたりの平均アクセス数は、
約7アクセス→約35アクセスと5倍
に増加しました。

じゃあ、「ブラウザスクリーンショット」の説明文も変更を申請したら、、、とも思いますが、現在の説明文はサイトの内容をそのまま表現したものだと納得していますので、変更を要求する勇気はありません(^^;
(登録時に自分が申請したものもほぼ同じでしたから)

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!Googleのように「上位表示」のテクニックはおそらく使えないと思います。
でも、アクセス数云々の前に、「自分の意図したキーワードで検索して欲しい」というのは誰もが願うことでしょう。
「サイトの説明文」が実際の内容と違うことは、検索する側もされる側も良いことはありません。
その旨を説明すれば、Yahoo!はちゃんと変更に応じてくれると思います。
もっとも、結果、アクセスが増えるかどうかはわかりませんので、念のため(^^;
 
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