企業サイトにおけるトップページの調査 | 使用Webサーバ調査 | |
企業サイトにおけるトップページの調査 |
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「50〜99kb」トップも、平均は100kbを超える。 〜総ファイルサイズ〜
HTMLと画像(Flashデータ含む)を合わせた総サイズが、いわゆる「トップページのサイズ」 になると思うのですが、「50〜99kb」がトップとなりました。 このあたりは個人的には順当だと感じたのですが、100kbを超えるページも43%と かなりのシェアを占め、全体の平均も約109kbでした。 100kbを56Kモデムで単純換算すると、全部表示するのに15秒弱かかることになります。 「8秒ルール」が現在でも生き続けているのか、対象とする回線が変化したのかはわかりませんが、 56Kを基準とすると、それを満たしているサイトは3割程度でした。 ちなみに、もっとも大きいサイトは1004kbでした。サイズに見合ったものかどうかはノーコメントにしておきます。 |
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HTMLサイズは「10〜19kb」が中心。
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一方、HTMLファイルのサイズだけに注目してみると、「10〜19kb」がもっとも多く、平均は「17.9kb」という結果でした。 傾向として、大きなファイルサイズになっているサイトでは、Dreamweaver等の制作ソフトが書き出すJavaScriptのコードが影響しているケースが多いようです。 なお、外部CSSやJSファイルはカウントしていませんので、これを加えると倍以上になるというサイトも少なくないかも知れません。 |
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フレームは23.4%、Flashは16.2%が採用。 |
今回は、ファイルサイズの計測が目的だったのですが、ついでにフレームとFlashの採用状況もメモしてみました。 結果は左図の通りです。 Flashは、トップの前にあるデモではなく、あくまでページ内でナビゲーションやイラストレーションとして利用されているケースの集計です。 なお、ファイルサイズの平均は、通常ページに比べ、Flashを利用したサイトは4割ほど大きくなりました。 (フレームについては特に違いが見られませんでした) |
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さて、上記の結果をどう感じられたでしょうか? ブロードバンドが普及する過渡期にある現在、回線による表示速度の差はユーザによって、かなり大きいと思います。 正直言うと私もアナログモデムやISDNの環境から離れて久しく、日常のブラウジングで「遅いなぁ」と感じることはほとんどなくなりました。 その分、作る側になっても、ファイルサイズの大小に対する意識が薄らぎつつあるかも知れません。 ブロードバンドの時代だからこそ、つまりユーザによる環境の違いが大きくなっている今だからこそ、以前よりも、もっと考えていかなければいけないことだと言えるかも知れませんね。 ・・・反省。 |
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